ジェットラインに入社して30年が経ちました。これまでトラックドライバーとして、日本全国の大切なお客様に、大切な荷物をお届けしてきました。通常であれば「できない」と断る案件も、大谷社長は断りません。そして引き受けた以上は、責任を持ってやり切ります。そのスタンスは私たちドライバーも同じです。ここで仕事を続けられたのは、そんな会社のカラーが自分に合っていたからだと思います。信頼と実績を積み重ね、受注する仕事が増えるにしたがって、ジェットラインも一歩ずつ成長してきました。
一流アーティストのイベントに
必要不可欠な機材輸送
当社はイベント・コンサート機材の運送事業を主力の一つとして展開しています。これらの機材の輸送には、専門的な知識と経験が求められます。機材の一つ一つは形も違えば、重さも異なります。長距離で輸送することを前提に、荷崩れしないような積み方をするのはもちろんですが、運転中もなるべく荷台を振動させないよう気を配っています。非常に高価な機材も多く、積込や荷降ろしのときには特に気を使います。当然、輸送遅延も許されません。
頭も身体もフルに使う仕事ですが、ステージに機材が組み上げられ、国内・海外の一流アーティストがそこで演奏し、多くの観客が湧く光景を見ていると、今回もやり切ったという達成感と、誇らしい気持ちが込み上げてきます。
事故を避ける、
頼れるのは自分の集中力だけ
仕事中に意識していることは、やはり事故を起こさないことです。一つの事故で会社も家庭も大きなダメージを受けます。大切なものを多く失うことになります。交通ルールに則った安全運転を心がけるのは当然ですが、それでも運悪く事故に巻き込まれてしまう可能性はゼロではありません。自分以外の外的な要因は、自分ではコントロールできません。では、事故を避けるために何ができるか。やはり自分の集中力しかない、常にそう考えて運転しています。
仕事の質を高めるための
コミュニケーション
最近になって、1台、また1台とトラックが新調されるようになりました。新しいトラックが納車されると、ドライバーの仕事効率はもちろん、モチベーションアップにも繋がります。当社はトラック発注の際も仕様について、ドライバーの意見を汲み取ってくれる事が多々あります。例えば、ライブツアーで使用するトラックには、フェリーでも移動しやすいようにフックを搭載しています。ドライバー自身が社長やトラックメーカーとコミュニケーションを取りながらトラックを改良し、仕事の質をより高められる環境は、ジェットラインの良いところの一つだと思います。
やる気が有る人なら、
どんな人でも歓迎
やる気が有って、きちんと仕事してくれる人なら、どんな人でも歓迎です。トラックドライバーは年々高齢化していて、若い人が少なくなっています。大型車に乗って仕事したいという人がいたら、是非来て欲しいです。
コロナ禍でイベントも多くが自粛状態となっています。前のように、もう一度たくさん仕事ができる状態に戻ってくれたら嬉しいですね。今願うことは、ただそれだけです。